性機能障害による不妊

性機能障害が、不妊の原因になっているケースもあります。
性機能障害には、射精障害、性交障害、勃起不全(ED)などがあげられます。
不妊を引き起こす要因として、性機能障害は近年増加傾向にあり、約7割はEDによるものです。

EDによる不妊の悩みを年齢別でみると、50代が約4割、40代が約2割ですから、とても多いことがわかります。
EDの定義は、以前は男性性器が勃起しないこととされていましたが、最近は性交渉に満足しないという意味になっていますので、割合がとても増えているようです。

不妊症から脱却しようという時期は、どうしても義務的な繰り返しにおちいりやすいので、心因性のEDになると考えられています。
ムードもなにもなく、赤ちゃんを授かりたいという一心になってしまうと、自信喪失や性欲減退を招きやすいですから、注意が必要でしょう。
プレッシャーを感じるまでになっては、あまりいい結果も期待できませんし、夫婦間の信頼関係にも溝ができかねません。

射精障害は、食生活を見直したり運動を取り入れることで、大きな変化が得られます。
特に即効性があるといわれているのが、筋トレやウォーキングなどの運動です。
運動によって体力がついたり、気力が回復することが効果的なので、早ければ2カ月~3カ月で改善するでしょう。

お勧めの食べ物は、レンコンやゴボウなどの根菜類、おくらやとろろ、納豆などのネバネバとしたフード、ニンニク、レバーや牡蠣などの亜鉛などです。
インスタント食品やジャンクフード、外食はひかえましょう。

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